SnowTrainの夜に

　日常を過ごす時も、日常から離れる時も電車は欠かすことのできない装置ですね。

東京から北海道まで連れて行ってくれた寝台特急北斗星。

今はもう走っていない「会うことのできない電車」。

　この青い車体から降りるとき「お疲れ様、どうもありがとう」という意味をこめて手で優しく触れている人を何人も見かけました。私もその一人ですけど。。

　夜中の車窓に映る自分の姿と孤独感。

そんな気分を現わそうとした曲が『SnowTrain -memory-』（「Colors#2」）です。

　電車という装置を使った曲といえば、矢野顕子さんの『中央線』を思い出します。

　この曲の演奏では最終盤、ふわっと電車が宙に浮き上がり、銀河鉄道のように夜空を走り始めるサウンドがあるのですが、ここが素晴らしくて大好きなのです。

この演奏もぜひお聴きください。

　　🎵　『中央線』（矢野顕子）

このアルバム、名曲、名演です。ぜひおすすめです。