2024.04.30 15:30大正ー昭和の日本 『会津の旅』 福島県会津。江戸末期、官軍に敗れて所領も追われた会津藩。 4月の末日、この地に旅をしてきました。会津地方の歴史上の出来事については皆さんもご存知かもしれませんね。白虎隊の集団自決など悲しい歴史の地なのですが、鶴ヶ城はそんなことも感じさせないほどの「白く美しい姿」でした。 動乱...
2024.01.21 02:43『Snow train Goodbye』 〜旅立ち〜 人は旅をするとき、移動手段について「極力時間のかからないやり方」と、移動すること自体に重きを置き、「移動することを楽しむ」ことの2つから選んでいる。 「辿り着くまでに時間がかかる」 このことを楽しめる人は好んで後者の寝台列車を利用していたのでしょうね。 今は無くなった寝台列...
2023.09.01 13:46暑い夏の『手紙』の曲 今年の夏は本当に暑いですね。何か涼しくなるような曲を、と思って作り出したのですが。やはり珈琲灯屋。「爽やかな曲」というわけにはいきませんでした。。 そして今回の題材は「手紙」できれば「スマホのメール」ではなく、紙の「手紙」を連想していただけたら嬉しいです。遠くから届いたこの手紙...
2023.07.21 01:11古都の風先日は、友人のコンサートを聴きに鎌倉の銭洗弁天の方まで行ってきました。三時過ぎの鎌倉の小道は人通りも適度で、ストレスなく歩くことができ、耳にも良い音が。。「ひぐらし」の音です。なんだか懐かしいなあ。そんな気分で音楽も堪能し、ゆっくりと帰ってきました。「小康の日」とは、こんな日のこ...
2023.06.26 16:21秋田の旅「再会の日」6月23日から秋田へ。生まれ故郷の秋田に「父の身体(骨)を持っていく旅」をしてきました。 新幹線での移動。床の父を見守りながらの3時間半を過ごした後、大曲へ到着。花を買い、お供えの酒を買い、ホテルで休憩し、外の蕎麦屋で食事。 そこで聞いた「秋田なまり」の話し声は、この旅が「再会の...
2023.06.02 07:07心のバランス。『森の家へ』 心が波立つとき。 そんな時期にこの『森の家へ』という曲を発表することになるのは、何か妙な廻り合わせのような気もして、不思議な感じ。 心のバランス。。それを求めていたのでしょうかね。自分を癒すためのパーソナルな、本当にパーソナルな曲。 ご試聴はこちらで。 Apple Music&...
2022.12.21 12:25ハイサイな夜に先日の八王子の旅は楽しかったのです。 行きたかった銭湯にも行き、お目当ての高齢のご夫婦がやっている中華屋さんは臨時休業だったけれど、ブラブラ歩いた夜は何かすごく自由な気分で,コロナの時代の気分を忘れてしまいました。 そんな夜の気分に触発されて一曲出来ました。 『Hi Sai n...
2022.09.11 13:00Beacon 〜目印のない今〜「こうすれば大丈夫だった」という指標のないまま2020年から2年半が過ぎた。予定変更と不安のなかで生きる経験は「経験値」のカウントを目覚しく上げる効力をすぐには発揮してくれない。 最終的に運命は誰かに委ねることになるのだな、神とかそういうことでなく。。 クリエーターのAsami ...
2022.06.24 07:25世果報(ゆがふ)を思う 私たちは身近な場所が「身近ではなかった」という歴史を知らずに生きてきた。ものを知る時に「不思議ななにかを感じる」ということが「知ること」のモチベーションになることがある。 「同じ笑顔、同じ肌の色をしているのに、違う歴史を持っていること」を政治的な手がかりでなく「滲みてくる情感」...
2022.02.27 14:25〜まぼろしの駅〜 人々が行き交う「駅」。様々な事情を抱えた人々の渦の時間は、あっという間に一人一人を飲み込んでいく。 人混みから離れ、一息つきながらスマホで作りかけの曲を聴いていたとき「上野駅13番ホーム」から出発していた「北斗星」のことを思い出したのです。 もう乗ることもできなくなっった寝台特...
2022.01.10 04:33ノスタルジーについて「懐かしい」という感情は複雑。よかったことだけではなかった時代が「しみじみ」と思い出されるとき、それをノスタルジーというのでしょうね。 自分がその場にいて経験していなくとも、何かその時の「感じ」が想像できたり追体験できるような物や映像に、心はノスタルジーに浸っていくようです。例...
2021.04.06 13:10Yawarakai - Kaze に吹かれて。。 気持ちのいい風にふかれて「ふっ」と身体が軽くなるのは良いものです。何も遠くの外国に行かなくとも、散歩のときにこの「気持ちいい時間」を過ごせれば、それもまたよし。。 ただ、今回は曲を作っていくうちに「異国の感じ」になったのは確かです。なにか行ったことのない地への憧れがあったのかな...