旧型客車の時代
遺物といわれるものに「その時代の空気」を感じるとき、自分がここにいる意味を実感することがある。
旧型客車。
父はその姿に良い想い出は無いという。煤けた空気と身体が痛くなる木の椅子。
実際に乗り続け、苦労をしたことのない自分にとってはイメージが膨らむスイッチなのだけれども。。
その時代がなければ今、自分はここにいないという感慨。
突き進むことを終え、振り向いて「後になってわかる」実感をもって音楽を作り始める。
そういう時期が自分にも来たのだなと、今の空気を吸いながら考えている。
大井川鐵道
0コメント