コロナの時代を生きる 〜Artist Ver. 〜
2019年をコロナ前の最後の年と捉えると、2020年、2021年との違いが際立つ。
年表で色分けすれば2019年までの青色の棒線が2020年からが、いきなり赤になるのだ。
このような経験は今まで生きてきた中でなかった。だが「死」という不安を抱えての日常の年表の赤色は、このところ「薄桃色」に変わってきたような気がする。
まだまだ気を許すのは甘い、という考え方もあるだろうが状況が一歩先に動いたという感じは間違いなさそう。
2019年に勢いを増していたバンド「TomTom」。
そのTomTomが活動の制限を受ける中で2020年に『Work Song』という曲を作り、映像作品としても発表している。
表現者がこのコロナの時期にどう生きて、何ができたのかを教えてくれるこの作品は意義深い。
全開放ができない時期でも、心を広げ、人と繋がる意志とエネルギーを発するミュージシャンの音と姿は聴くもの、観る者に力を与えてくれるのだな、と感じさせてくれるこの作品。
どうぞご覧ください。
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