未体験ゾーンでの心得1
「自分ひとりが節電しても状況は変わらないから、気にしません。。」というメンタリティの人に説得や詳しい解説は通用するだろうか。
多くの人は「そんな人についてはあきらめます」と答えるだろう。
コロナの今、どう行動すればよいかについて、まるで先に挙げた日常生活での行動について「気にしない人」と「説得をあきらめる人」のそれぞれのマインドが問われているようだ。
Go to キャンペーンという「アイデア」が大きなインパクトとそれなりの成果をもたらしたことは検証されつつある。
旅に出ても「食事はお部屋で」という制約付きの状況でのキャンペーンだった初期のGo toと、現在のGo toは質が違っている。無責任な「イケイケ」なのだ。
旅先でその日のうちに使わなければ無効になるクーポン券を手にした人は旅先の街を回遊する。
悪いことではない。回遊こそが旅の醍醐味なのだから。
そして回遊を始めると罹患者が増えるという結果。。
「やはり」という気持ちと「自分のせいではない」という気持ち。。
複雑な心境の人も多いはず。
「気をつけて、さらに気をつけて行動してます!」という人。そう言い切る人の数が増えるのを政府は期待している。
しかし、動いて回遊した後の状況についての明確な指針と用意がなされていないことを私たちは心得ておかなければならない。
逼迫する状況変化を示す「新規コロナ罹患者数」と「医療現場の疲弊」を知るとき、「動けば(回遊すれば)罹患リスクが高まる」という現実を冷静に受け止め、政府の見解に頼らない「自己の行動規制」を真剣に考える時期が来ているのは間違いない。
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