贈与

棚上げして宙づりにしていた事柄。何故、そうし続けていたのかが解った。

「事後的に解る。」。。。やはり、そうなのか。。。


「読解力というのは量的なものではありません。僕が考える読解力というのは、自分の知的な枠組みを、自分自身で壊して乗り越えていくという、ごくごく個人的で孤独な営みであって、他人と比較したり、物差しをあてがって数値的に査定するようなものではない。読解力とは、いわば生きる力そのもののことですから。」(内田樹)

   彼のいう「読解力」は「表現力」におきかえてもよく理解できる。


「現実で直面するさまざまな事象について、それがどういうコンテクストの中で生起しているのか、どういうパターンを描いているのか、どういう法則性に則っているのか、それを見出す力は、生きる知恵そのものです」(内田樹)

   その「見いだす力」は出会った人によって自分が押し広げられることで得られる。

その「贈与」をいま実感している。

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