「ご挨拶」のうれしさ

facebookに季節の気分、思いを書き、自分を表明する人のことをとんと見かけなくなくなった。自分の思いが逆巻く潮流にさらわれるようにあっという間に「過去の出来事」として消し去られ、紛れてしまうことに「虚しさ」を覚えるからなのだろう。

 昨日は演奏の現場で「お中元」をいただいたり、お盆に帰省する仲間からお土産にする予定の「青森名物のたれ」のしょっぱさは大丈夫ですかなどと打診をうけたり、日本人らしい「気遣い」と「ご挨拶」を受けた。

思いの表明の「もの」を手渡したり、会話をするなかでの「共有感」の力の強さを味わえた昨日の仕事は、なにか温かい気分で終えることができた。

 まかないをいただいているときのビールを「日本人でよかった」と、心の中でつぶやき、飲んでいたことを仲間たちは知らないだろう。

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